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2014年08月22日

金沢信金が「北陸新幹線金沢開業 夏のカウントダウンキャンペーン」を延長、適用金利は店頭金利の3〜5倍

金沢信用金庫2014年8月13日に、定期預金に優遇金利を適用する「北陸新幹線金沢開業 夏のカウントダウンキャンペーン」の延長を発表していました[1]。

商品の概要は下記の通り。

  • 背景
    本キャンペーンでは7月18日に、当初募集金額(100億円)を完売。
    その後の追加分(50億円)も好評により完売したため、今回更に50億円を追加した。
  • 対象顧客:個人(個人事業主含む)
  • 対象預金:スーパー定期1年もの(自動継続)
  • 預入額:預入1回あたり、20万円以上1000万円未満(1円単位)
  • 利用条件:下記の3項目がある。
    1. 定期預金20万円以上の、新規または増額での預入れ
    2. 金沢信金での公的年金(厚生年金、国民年金など)の受取り(新規、変更含む)
    3. 株式投資信託20万円以上(購入時手数料含む)の購入、または積立投資信託月額1万円以上の契約(※本定期預金との同時申込)
  • プラン・適用金利
    • 一般プラン(上記1を満たすこと):店頭表示金利の3
    • 年金プラン:(同1と2を満たすこと):4
    • 投信プラン:(同1と3を満たすこと):同上
    • オールプラン:(同1〜3を満たすこと):同5
    ※2014年8月18日現在の、スーパー定期1年ものの店頭表示金利は0.025%[3]。
    ※自動継続後は店頭金利の適用となる。
  • 販売期間2014年6月2日〜8月29日
  • 申込方法:ATM等での取り扱いは不可。
  • 募集総額200億

これは金沢信金のみの状況では全く有りませんが、通常預金の金利の低さが全く変わっていないことには、金融機関による企業への融資が活発化していない(=利ざやを稼げていない)ことが伺えるもので、現政権が目玉としている経済振興策が本当に効果を上げているのか、強い疑念を抱きます。

今回の商品についても、優遇後の金利は最も高い「オールプラン」でも0.125%に留まっており、この低金利で「申込者の約半数は年金受給者」「新規口座の獲得と年金受給層の囲い込みにつながっている」[2]という状況には、日本経済の現状が表れているようにも思われます。

とりあえずはともかく、キャンペーン名に銘打たれている「北陸新幹線金沢開業」と同様に、この商品で集められた資金が地元経済の活性化につながるものとなることを、強く期待したいところです。


※参照・参考サイト:
[1]「2014夏 個人定期預金キャンペーン」募集金額150億円の完売と追加募集のお知らせ(金沢信金)
http://www.shinkin.co.jp/kanazawa/kinshin/info/data_news/2014-8-13.pdf
[2]「新幹線定期預金」150億円完売 金沢信金、50億円を追加(北國新聞)
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20140814303.htm
[3]預金金利一覧(金沢信金)
http://www.shinkin.co.jp/kanazawa/kinshin/pages/rate/rate.html