金利が高い銀行を調べてみる。


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2015年06月16日

大和信用金庫の2015年「やましん防犯定期預金」は、犯罪率低下で1年ものに最大0.2%を上乗せ

奈良県の「大和信用金庫」が2015年5月から、県内の犯罪率低下で金利を上乗せする「やましん防犯定期預金」を販売しています[1]。

商品の概要を、以下にまとめてみました。


対象顧客個人・法人
対象預金(預入期間)スーパー定期1年もの
預入額10万円以上300万円以下(1円単位)
口数は問わない。
適用金利最大で、下記の計0.2%が上乗せされる。(※当初預入の1年のみ)
  1. 預入時の店頭表示金利に、年0.1%を上乗せする。
  2. 県内の犯罪率(人口1000人あたりの数値)が前年(8.05)を下回った場合は、更に年0.1%を上乗せする。
販売期間2015年5月1日〜6月30日
申込方法ATMでの申し込みは適用外。
募集総額30億

この商品の情報を知った当初は、県民の意識喚起にはつながる一方で、犯罪の抑止には果たして寄与できるものなのか(犯罪者側への働きかけは期待できないのでは)・・・と疑問がありました。

しかし、商品パンフレット[1]の2ページ目では

  • 架空請求詐欺
  • オレオレ詐欺
  • 還付金詐欺
といった、金融機関からの振込みをさせる詐欺に対しての注意が強調。

金融機関がこのような商品を取り扱うことで、近年増えている詐欺手口について「狙われる側の注意を促し、犯罪発生を減少させる」という狙いならば、すんなり合点が行くものであり、非常にユニークで良い取組みだと思います。

また金利についても、同信金が同じく販売中の「夏本番!定期預金」(1年もの金利が年0.15%)を上回る可能性があり、昨年の「防犯定期預金」が募集総額を上回る申込(35億円)を得る人気だった[3]のも、納得です。


※参照資料:
[1]『やましん防犯定期預金』のご案内(大和信用金庫)
http://www.yamato-shinkin.co.jp/news/detail/pdf/pdf_0098.pdf
[2]特別金利「夏本番!定期預金」のご案内(同上)
http://www.yamato-shinkin.co.jp/news/detail/pdf/pdf_0099.pdf
[3]犯罪率低下すれば特別金利上乗せ、奈良で「防犯定期預金」(サンケイニュース)
http://www.sankei.com/region/news/150519/rgn1505190028-n1.html
2015年06月12日

楽天銀行の誕生5周年記念「円定期預金(3ヶ月)スーパー特別金利キャンペーン」は年利0.5%、ただし販売期間は約2週間のみ

販売期限が迫っていますが、楽天銀行が「円定期預金(3ヶ月)スーパー特別金利キャンペーン」を実施中です[1]。

これは楽天銀行の「誕生5周年記念」商品とのことで、商品の概要は下記の通り。


対象預金・預入期間3ヶ月ものの円定期預金
※下記も対象となる。
  • 積立購入
  • 「元利自動継続」「元金自動継続」による継続分
預入額1000円以上(1円単位)
適用金利0.50%(※税引き後は0.39%)
販売期間2015年6月1日〜15日

年0.5%という利率は、キャンペーンならではのインパクトがありますが、預入期間が3ヶ月(1年の1/4)なので、受け取れる利息(税引き後)は0.1%を少し下回る程度になります。(100万円を預け入れて、利息は約1000円)

ただし預入期間が短く、それを過ぎれば資金の扱いが自由になるのは、年利0.1%の1年もの定期預金よりも、格段に有利な点だと思われます。

そのため例えば、直ぐには使わない資金があるが運用先を決めかねている、という場合に、とりあえずこのような預金商品に一旦預けて利息を頂くのは、十分に有りという気がします。

ただ今回の商品については、「5周年記念」と言いながら販売期間が約2週間しかなく、あまり預金額を増やしたくない楽天銀行側の意図が感じられますが、同時に、預金で集めた資金の運用で利益をあげるのが難しい現状も推測されます。


※参照資料:
[1]楽天銀行誕生5周年記念「円定期預金(3ヶ月)スーパー特別金利キャンペーン」実施のお知らせ(楽天銀行)
http://www.rakuten-bank.co.jp/press/2015/150601.html
2015年06月11日

銚子商工信用組合の「がん検診 応援定期預金」(2015年7月〜)は、がん検診の受診で年0.2%を上乗せ

千葉県の「銚子商工信用組合」が2015年7月に、がん検診の受診で金利を上乗せする定期預金を、発売する予定とのことです[1]。

同商品の概要を、以下に抜き出してまとめてみました。

条件
  • 20歳以上の個人
  • がん検診を受診したこと
    (受診時の健康手帳への押印・領収書・結果通知書などで確認する)
適用金利
  • スーパー定期(預金額300万円未満)
  • スーパー定期300(同300万円以上)
の店頭金利(預金時)に、0.20%を上乗せする。
(※満期後は店頭金利を適用)
預入額
  • 一口10万円以上500万円以内(1円単位)
  • 1人500万円以内(1店舗のみ)
預入期間1年(自動継続)
販売期間2015年7月1日〜2016年3月31日

まだ発売前ですが、当記事の作成時点(6月11日)で金利を考えると

  • 1年もの店頭金利(6月8日〜14日):0.025%
  • キャンペーンの上乗せ分:0.20%
の計0.225%(※税引き前)。

これは例えば、楽天銀行の夏キャンペーン(1年ものが年利0.25%)[3]よりちょっと低い程度であり、医療機関での検診が条件という変り種ながら、魅力的な設定です。

更に、病気の検診を受けるきっかけとなり、将来的な軽減負担の軽減につながる可能性がある、という点でも、魅力が大きい商品だと考えます。

ただ販売期間は長め(約9ヶ月)であるものの、信用組合では組合員以外からの預金額が制限されている(総預金額の20%まで)とのことなので、現時点でまだ余裕がある[2]とはいえ、販売期間いっぱいの販売が可能なのかは、ちょっと気になるところです。


※参照資料:
[1]がん検診 応援定期預金お取扱いのご案内(平成27年7月〜)(銚子商工信用組合)
http://www.choshi-shoko.co.jp/_userdata/pdf/info_gankenshin.pdf
[2]千葉)がん検診受ければ金利上乗せ 銚子商工信組の定期(アピタル)
http://apital.asahi.com/article/news/2015060800002.html
[3]「円定期預金 夏のボーナス金利キャンペーン」実施のお知らせ(楽天銀行)
http://www.rakuten-bank.co.jp/press/2015/150520.html