海外の金利動向: 金利が高い銀行を調べてみる。


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2013年04月03日

韓国の市中銀行の定期預金金利が3%未満に、貯蓄銀行も引き下げが相次いでいるとのこと

「朝鮮日報」の記事[1]で、韓国内の定期預金金利の現状が報じられていました。

記事によると、主な状況は下記の通り。

市中銀行
 下記2行の措置により、金利3%以上の定期預金商品は無くなった。
 ・「国民銀行」:
  2013年4月1日に、代表的な定期預金商品の金利を2.97%に引き下げた。
  (1週間前には、3.08%から3.05%に引き下げたばかり)
 ・「ウリィ銀行」:
  2013年4月1日に、定期預金商品16種類の金利を、全て0.1ポイントずつ引き下げた。(約半月ぶりの引き下げ)
  最も高い定期預金の金利は2.90%。(引き下げ前は3.00%)

貯蓄銀行
 ・「シンアン貯蓄銀行」:
  定期預金金利(従来は3.60%)を、1週間内に2回にわたり引き下げ、3.20%とした。
 ・他の貯蓄銀行
  シンアンと同期間に、1.00〜2.00ポイントずつ引き下げた。


記事では金利引下げの要因の一つに、銀行側が資金運用先を見つけらないことが挙げられていますが、かつて1年もの定期預金の金利が4%付近に達した韓国銀行も、日本の状況(預金残高が増える一方、融資が滞る)と同じ状況を向かえつつある、ということなんでしょうか。

それでも1%以上は優にキープされていますが、今後は日本のように小数点以下まで下がることも果たして有り得るのか、海外のことながらちょっと気になるところです。


※参照・参考サイト:
・[1]全市中銀行の定期預金 金利3%切る=韓国(朝鮮日報)
 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/02/2013040200807.html


※関連記事:
韓国での銀行の預金金利が7年ぶりの最高値更新(2008年11月29日)
韓国銀行が基準金利を0.5%引き下げ、2.5%に(2009年01月12日)
韓国での1年もの定期預金金利は、現在3%台(2009年03月01日)
韓国の貯蓄銀行が4月に入り、預金金利を引き上げている(2009年04月15日)
韓国銀行の1年満期定期預金で、年4%台への金利引上げが相次いでいるとのこと(2011年02月02日)
韓国の市中銀行の2012年7月の平均預金金利(定期預金)は、年3.03%とのこと(2012年09月18日)
2012年09月23日

ベトナムの「アジアコマーシャル銀行」の12ヶ月もの定期預金金利が13%、「エクシムバンク」の12ヶ月ものは12.3%とのこと

下記URL先ページでは、ベトナムでの定期預金金利引上げの動向が報じられています。

(ニュース記事)
・ドン建て定期預金金利、一部商銀が引き上げ(ベトジョー)
 http://www.viet-jo.com/news/economy/120921115223.html

具体的には、最近の動向として

・「アジアコマーシャル銀行(ACB)」(民間銀行最大手):
 ・13ヶ月もの:13
 ・24ヶ月もの:11.5
 ・36ヶ月もの:12

・「エクシムバンク(EIB)」:
 ・12ヶ月もの:12.3
 ・13ヶ月もの:12.8

との銀行と数字が紹介されています。


定期預金で利率が10%を超えている、ということには強く驚かされます(日本なら、インチキ投資話に出てくるような利回りの水準だと思う)が、ベトナムではそれだけ、銀行側が資金を強烈に集めたがっている、ということなんでしょうか。

最近は東南アジアも経済成長のスピードを速めているようなので、各国での預金金利がどう推移していくのか、注目していきたいところです。


※参考サイト:
・[1]Asia Commercial Bank
 http://www.acb.com.vn/en/
・[2]Eximbank
 http://www.eximbank.com.vn/en/


※関連記事:
ベトナム国内銀行の、短期預金金利の最高値が、10.3%に到達(2009年08月26日)
2012年09月18日

韓国の市中銀行の2012年7月の平均預金金利(定期預金)は、年3.03%とのこと

下記URL先ページでは、韓国内で安全な投資先として、定期預金に資金が移動している状況が紹介されています。

(ニュース記事)
・銀行預金に資金集中、安全な運用先求め(朝鮮日報)
 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/17/2012091700623.html

記事によると、2012年7月市中銀行平均預金金利(定期預金)は年3.03%。
(※物価上昇率を考慮した実質では年1.5%)

ただし、これでも低金利局面とのことで、記事では市中銀行の関係者による

・「金利が4%を超える定期預金や特別キャンペーンの預金も少ないため、少し金利を引き上げただけで資金が集まる」

とのコメントが紹介されています。


日本の超低金利状況をみると、3%を超えているなら十分過ぎる高金利なのでは、と個人的には思いますが、それはともかく、金利が下がっているにも関わらず定期預金に資金が集まっている、ということであれば、銀行側では資金と融資がアンバランスになり(資金が過剰、融資先が不足)、今後は金利低下が更に進むことになるのでは、と考えます。

日本でも20年前は、年7%程度の金利が珍しくなかったとのことですが、韓国も遠からぬうちに今の日本のような超低金利に陥ることになるのか、非常に気になるところです。


※関連記事:
韓国での銀行の預金金利が7年ぶりの最高値更新(2008年11月29日)
韓国銀行が基準金利を0.5%引き下げ、2.5%に(2009年01月12日)
韓国での1年もの定期預金金利は、現在3%台(2009年03月01日)
韓国の貯蓄銀行が4月に入り、預金金利を引き上げている(2009年04月15日)
韓国銀行の1年満期定期預金で、年4%台への金利引上げが相次いでいるとのこと(2011年02月02日)
2011年02月02日

韓国銀行の1年満期定期預金で、年4%台への金利引上げが相次いでいるとのこと

韓国の銀行で、1年もの定期預金の金利について、年4%台への引き上げが相次いでいるとのこと。

(ニュース記事)
・定期預金金利、4%台への引き上げ相次ぐ | Chosun Online | 朝鮮日報
 http://www.chosunonline.com/news/20110202000002

上記URL先ページによると、具体的な状況は、

新韓銀行
 1年満期の1カ月複利定期預金の金利を、最高で年4.25%としている。
 (先週比0.15%ポイント増、通常の定期預金換算で年4.33%に相当)
 これは、同商品の発売(2010年5月)以来の最高水準。

国民銀行
 1年満期の国民スーパー定期預金金利を、最高で4.1%(0.1%ポイント増)としている。

企業銀行
 3,000万ウォン(約220万円)未満の預金者が預け入れできる定期預金の金利を、最高で年4.6%にアップした。
 (※この定期預金の基本金利は年4%で、
   ・他の金融商品の購入
   ・給与振り替え
   により、最高で0.6%を上乗せする)

ウリ銀行
 1年満期基準の定期預金金利を年3.95%としている。

ハナ銀行
 1年満期基準の定期預金金利を年3.9%としている。

等となっています。


当ブログでチェックしている限りでは、韓国銀行の定期預金金利は2009年には引き下げ傾向となっていました(3%台)が、ここに来て再び上がっている、ということなんでしょうか?

1%でも脅威の高金利、という日本から見ると、非常に羨ましい数字です。


※当ブログの関連記事:
韓国での銀行の預金金利が7年ぶりの最高値更新(2008年11月29日)
韓国銀行が基準金利を0.5%引き下げ、2.5%に(2009年01月12日)
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韓国の貯蓄銀行が4月に入り、預金金利を引き上げている(2009年04月15日)
2010年03月02日

「フィギュアクイーン・ヨナ愛積立貯金」で、韓国「国民銀行」の負担額は48億ウォン(約3億7,000万円)

下記リンク先記事では、フィギュアスケートのキム・ヨナ選手の活躍を巡る、韓国の金融機関の状況が紹介されています。

ヨナ積立貯金の利払い追加、それでもうれしい国民銀行 | Chosun Online | 朝鮮日報

この記事の中で、「国民銀行」が発売した「フィギュアクイーン・ヨナ愛積立貯金」について、

・発売時期:2009年5月
・申込者数:37万
・預金総額:9,346億ウォン(約715億円)
・金利:
 キム・ヨナ選手が国際大会で優勝した場合、年0.5%を上乗せする
 ※キム選手は、
  ・2009年10月:グランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯(パリ)で優勝。
  ・2010年のバンクーバー五輪:金メダルを獲得。
  との実績を挙げており、追加の利払いが発生。
これにより国民銀行の負担額は、48億ウォン(約3億7,000万円)となった。

との内容が紹介されています。

しかし、国民銀行にとっては、キム選手の金メダル獲得によるイメージアップ効果は、金額換算で最低でも数百億ウォンと見込まれるとのことです。
(※国民銀行では
  ・2007年1月〜2009年4月の期間に計4回、キム選手が登場するイメージ広告を放映。
  ・2010年3月までは、持ち株会社「KB金融持ち株」が、キム選手をイメージキャラクターとして起用。
  と、3年以上に渡り、キム選手との密接な関係を築いているとのこと)


国民的人気のスポーツ選手をテーマにした預金商品の人気が高いのは、非常に良く理解できます。

おまけに、選手の活躍で金利が1%も上乗せされたというのは、預金者は(大会の順位に加え、金銭的な面でも)非常に喜んでいるのではないでしょうか。
2010年01月28日

米国の預金額大手10行の、2009年10-12月期末の預金残高が増加、企業・個人ともに預金を増やしている

米国の預金額大手10行で、2009年10-12月期末の預金残高が、前期比ベースで増加したとのこと。

米銀大手:上位10行すべての預金残高が増加、05年以来−10〜12月期 - Bloomberg.co.jp

上記リンク先記事では、具体的な状況として、

2位の「JPモルガン・チェース」:9,380億ドル(前期比8.1%増)
 法人顧客の預金が増加したことで、過去最大の伸びとなった。

6位の「USバンコープ」:前期比7.9%増加
 2009年10月に破綻した「FBOP」の預金150億ドルを引き継いだため。

・上位全10行の預金残高増加は、2005年以降では初。
 背景として、
 ・融資需要の減退
 ・個人預金の増加
 がある。

米国の預金金利は過去最低水準を継続しているが、個人や企業の銀行預金は拡大を続けている。
 (バンクレート・ドット・コムによると、6カ月物譲渡性預金(CD)の2010年1月の平均金利は0.92%。
  (2年前は4.62%))

との内容が記述されています。

また、FBRキャピタル・マーケッツのアナリストのポール・ミラー氏による、

・「行き場を探している金融システム内の大量の流動性が、預金という形で銀行のバランスシート(貸借対照表)を拡大させている」
・「企業は在庫補充をしていないため、在庫処分によって得た代金をそのまま預金している。
  個人は出費を抑えて預金を増やしている」

との分析が紹介されています。


記事で挙げられている預金金利の下がり具合(2年前の1/4以下になっている)には、非常に驚かされます。

もっとも日本でも、例えばイーバンク銀行の普通預金金利は、2008年7月2日時点で0.25%でしたが、現在は0.05%と1/5まで下がっているので、預金金利が大幅低下したという点では、大して変わりないのかも知れないですが・・・。

ともあれ不景気時には、金利が低くても銀行に預ける金額を増やすというのは、日本も米国も変わりは無い、ということでしょうか。


※参考
・譲渡性預金 - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B2%E6%B8%A1%E6%80%A7%E9%A0%90%E9%87%91
2009年08月26日

ベトナム国内銀行の、短期預金金利の最高値が、10.3%に到達

ベトナム国内の株式商業銀行で、短期預金金利の現在の最高値が、10.3%(※認可されている融資金利の上限は年10.5%)に達しているとのこと。

各行が預金金利を引き上げ、融資金利の上限に迫る - HOTNAM!ベトナム最新情報

上記リンク先記事によると、ベトナム

・VietBank
・Sai Gon銀行
・Phuong Dong銀行
・ホーチミン市住宅開発銀行
・Sai Gon Ha Noi銀行
・Maritime Bank
・Dong Nam A銀行

では、定期預金金利1週間、2週間、1ヶ月)を、平均0.3%引き上げ。

ドン建て預金の平均金利は、

1ヶ月定期:年8.2〜8.3
3ヶ月:8.6〜8.85
6ヶ月:8.9〜9
12ヶ月:9.1〜9.3
24ヶ月:9.7〜9.8
36ヶ月:10〜10.3

となっているそうです。

ちなみに専門家は、利益を出すためには、融資金利預金金利の差が、年3%は必要、としていますが、一部銀行の幹部は、現在の預金の高金利状況について、

・融資利益は、金利の上限が決まっていない融資に頼っている

と語っているとのことです。
(商業銀行各行では、このタイプの融資金利を、年12〜15%に設定している)


国によって事情が異なるとはいえ、1ヶ月定期預金金利が年8%以上というのは、日本の現状からすると、夢のような数字です。

(その分、融資金利は高いと思いますが)

ともかく最近は、日本国内の銀行の定期預金キャンペーンも、(私がチェックしている限りでは)全くニュース記事では見かけなくなっている状況なので、寂しい限りです。
2009年04月15日

韓国の貯蓄銀行が4月に入り、預金金利を引き上げている

韓国貯蓄銀行4月に入り、預金金利を上げてきているとのこと。

貯蓄銀行、相次ぎ預金金利引き上げ | Chosun Online | 朝鮮日報

上記リンク先記事によると、具体的な金利引上げの動向として、

WU貯蓄銀行
 4月9日から、金利0.2%引き上げ。
 1年満期の定期預金では、年5%の金利となっている。
現代スイス貯蓄銀行
 最近、年利4.8%に引き上げ。
 (2月から2ヶ月間、年4.5%の金利を設定していた)
サムファ貯蓄銀行4月1日に、年4.7%から4.9%に引き上げ。
プライム貯蓄銀行シンミン貯蓄銀行3月に、1年満期の定期預金金利を年4.8%に引き上げ

といった事例が挙げられています。

ソウル所在中の中小の貯蓄銀行中心に、このような金利引き上げの動きが出ている背景として、

貯蓄銀行の低い金利
・不動産、証券市場での回復の兆候

により、預金を投資に向ける動きが起きていることがあるそうです。

ただし記事では、景気回復が不透明な状況で金利引き上げが広がることに対し、貯蓄銀行業界全体の負担増につながるとの懸念がされています。


金利の設定には、経済の実情に合った合理的な理由よりも、顧客獲得・引止めの意味合いが強いのが現実・・・ということでしょうか。
2009年03月01日

韓国での1年もの定期預金金利は、現在3%台

下記リンク先記事では、韓国での銀行の定期預金金利が低下している状況が解説されています。

定期預金の金利が3%台に | Chosun Online | 朝鮮日報

具体的には、

2月27日に、韓国4大都市銀行が提示した定期預金1年満期)の金利は、
 ・国民銀行:年3.55
 ・新韓銀行:年3.7
 ・ウリ銀行:年3.4
 ・ハナ銀行:年3.6
 となっている。
 都市銀行が、定期預金金利3%台まで引き下げたのは2005年以来で、これは「超低金利時代」といえる。

・近年の韓国での、銀行定期預金金利1年満期?)の推移は、
 ・2005年:年3.57%
 ・2006年:4.36
 ・2007年:5.01
 ・2008年:5.67
 ・2009年初め:4%台
 ・同年2月中旬〜:3%台
 となっている。

等の内容が記述されています。


年利3%台で「超低金利」なら、今の日本の預金金利(年利1%台も滅多に無い)は一体どうなるんだ、と思ってしまいますが、国により経済事情は様々に異なっている・・・ということでしょうか。
2009年01月31日

マレーシアの中央銀行が定期預金の金利下限を引き下げ

マレーシアの中央銀行「バンク・ネガラ」が、政策金利引下げに伴い、定期預金金利下限を0.5ポイント引き下げたとのこと。

政策金利引き下げに伴う定期預金金利、引き下げ幅で工夫へ | マレーシア発ニュース速報 | マレーシアナビ!

上記リンク先記事によると、引き下げ後の定期預金金利下限の数字として、

・1ヶ月もの:2.5
・12ヶ月もの:3

が挙げられています。

これに伴って、各銀行は定期金利引き下げを行うことになりますが、「OSKインベストメント・リサーチ」ではその引き下げ幅に関して、

・小規模銀行は、顧客獲得のために、金利引き下げ幅を0.5ポイント以下に抑えることになる

との見通しを示しているとのこと。


定期預金の下限が、引き下げられても、例えば1ヶ月もので2.5%(※イーバンク銀行の10倍以上)というところに、驚きを感じてしまいます。

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